太陽光線を悪者扱いにするため、様々な病気・怪我で苦しむ事となります。それを解消するための”光線治療”です。
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ビタミンDって何なの?・・・・
ビタミンDはビタミンという名前はついていますが、おなじみのビタミンA、B、C等とは違い、栄養素というよりホルモンの1種として考えられています。(普通のビタミンでは無いのです)
私達の身体(直接皮膚)に太陽光線(紫外線[uv-a])が当り、身体の中にある7・デヒドロコレステロール(脂の一種)が瞬時にビタミンDに化学変化をします。ビタミンDはそのままでは有効に利用されず、皮膚の直ぐ下の毛細血管より体内に廻り肝臓、次いで腎臓での活性化の過程を経て活性型ビタミンD3となり、はじめて様々な働きをしてくれます。
日に当ると、皮膚でビタミンD(VD)に変化。
(毛細血管を拡張しVDを循環させます。)
↓
肝臓で25水酸化VD
↓
腎臓で1.25水酸化VD
↓
活性型ビタミンD(ビタミンD3)
(日光浴で造るVD3は過剰症の心配がなく、サプリメント、注射に頼ると過剰症が危険)
また、天日干のシイタケより一日の必要量を摂取するには、約4kgの干しシイタケが必要なのです。どうします?
様々な働きって?
まず、ビタミンDは骨を丈夫にしてくれます。
活性化されたビタミンD3の働きを一言でいうと、体内摂取したカルシウムの吸収を高めるということ。すなわち小腸にある小腸粘膜上皮細胞にビタミンD依存性カルシウム結合蛋白を作り、口から入ってきたカルシウム(摂取)が、小腸の小腸粘膜上皮細胞にビタミンD依存性カルシウム結合蛋白と結合した分だけが血液中に吸収されるのです。カルシウム吸収や骨でのカルシウム代謝に作用し、血液中のカルシウム濃度を一定に保つ働きをしています。
ですからビタミンDが不足すると、体内でのカルシウム代謝が乱れてしまい、子供ではくる病、大人では骨粗しょう症などの骨の病気を起こしやすくなります。骨を丈夫にするためには、カルシウムばかりでなくひなたぼっこ(ビタミンD)が重要といわれるのは、このためす。
その他の働きは、・・・免疫機能の強化?
免疫機能の一つにマクロファージがありますが、これは単球がビタミンD3の力を借り、マクロファージに変身をするのです。単球は免疫機能の中では“見張り役”見張りしかできないのです。マクロファージは見張りをしながら異物を排除するのです。言わば刑事さんの様な存在になってくれるのです。また、リンパ球幹細胞がリンパT細胞に変身するにもVD3が必要ですし、リンパT細胞がヘルパT細胞に変身するにもVD3が必要なのです。とにかく免疫機能上VD3は欠かせないものなのです。
それ以外では、様々な臓器を形成する細胞に対しビタミンD3が直接関与している器官は、現在明らかになっているもので、造骨細胞、副甲状腺主細胞、脳下垂体の甲状腺刺激ホルモン分泌細胞、表皮の細胞、肝臓の脂肪細胞、腎臓の遠位尿細管細胞、膵臓のβ細胞、胃のガストリン分泌細胞、妊娠動物胎盤主要細胞と先にお話した小腸粘膜上皮細胞などが上げられるのです。これらの細胞に“ひなたぼっこ“をするだけで過剰症を起こさないビタミンD3が出来ることを知っておいて下さい。一日中室内での仕事の方は”光線“で過剰症の起こさないビタミンD3を!!
2007/07/17
サンフォートピア
光 線 治 療 院
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